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No.1

RECIPE

  • SIPSMITH GIN30ml
  • LIME JUICE5ml
  • TONIC WATER60ml
  • TEA30ml

ジントニックはもともとマラリア対策として18世紀に飲まれていた、歴史的ドリンク。
それが時代を超えて今でも世界中で飲まれ続けているのです。バーでも1杯目に頼む人が多く、シンプルが故に奥深いカクテルです。
そんなシンプルなカクテルを、すぐ手に入るアイテムだけで独自のアレンジに。

BASE SPIRITS

SIPSMITH

シップスミスは、世界に広がるクラフトジンブームのパイオニアです。
約200年ぶりに認可されたシップスミスの蒸溜所は、再びロンドンをジンカルチャーの発信地として注目を集めました。ジンの本場ロンドンでジンカルチャーが花開いた18-19世紀頃の伝統的な製法とレシピにこだわり、力強い正統派のドライジンに仕上げられています。
華やかで複雑なアロマが、ジントニックやマティーニなどのカクテルに絶妙のハーモニーを生み出します。

TIPSバーテンダーの知恵

SIP SMITHを使いたい理由

昔ながらの伝統を大切にしているジン、シップスミス。奇抜な個性というよりも、歴史が染み込んだそのものの厚みが最大の特徴。カクテルの街イギリスの空気と共に育ってきたシップスミスは、どんなドリンクにもオールマイティに馴染みながら、キレのあるドリンクに仕上げてくれます。

STEP1 グラスを氷でしっかり冷やして準備を

  • 氷をグラスに入れる。
  • バースプーンでステアする。この時、次に入れる液体のストレスにならないよう、グラスを冷やし氷の温度に近づけてあげるイメージ。
    また、氷の溶けやすい角の部分を先に溶かしておくことで、のちの工程での加水を抑えることができる。
  • グラスを冷やすときに溶けた氷の水を、しっかりとグラスから切ってあげる。
    慣れてきたらバースプーンで氷を抑えながらで良いが、難しい場合はトング等で抑えたほうがベター。

STEP2 ムラを作らないよう材料を馴染ませる

  • ジンを30ml計量してグラスに注ぎ入れる。この時、氷全体に満遍なく液体が通るように注ぐと、氷の全体がジンに馴染み、ムラがなくなる。
  • ライムを加える。ライムは、バースプーン1杯分で計量しても、メジャーカップを利用して計量しても良い。
    ライムジュースは個人的には果肉を濾したものの方が好ましい。果肉が入ると、液体と個体が混ざった状態になる分ムラができ、一体感がつくりにくい。
    また、ライムは絞った後、コンディションが変化しやすいので、絞ってから何日も持ち越すのは好ましくない。
    その日絞ったライムでも、個性があるので、それを判断して微調整が必要な場合がある。

STEP3 注ぎ方、混ぜ方が清涼感を分ける

  • トニックウォーターを注ぐ。この際、グラスに当てないように心がける。氷に当たり過ぎると、そのショックで炭酸が抜けてしまい、清涼感が失われてしまう。
    静かに注ぐのが良いが、ゆっくり過ぎると、液体と混ざりにくい。
    ある程度は注ぐ勢いで混ぜるイメージを持つと、一体感が生まれやすい。
  • バースプーンで軽く混ぜる。ある程度はトニックウォーターを注いだときの勢いと、含んでいる炭酸で混ざっているので、軽くで問題ない。その方がトニックウォーターの炭酸が抜けず、清涼感が出る。
    おすすめは一度バースプーンで氷をうまく持ち上げるように浮かせ、それをまた落とし、その時に1~2回転だけバースプーンを回す。そうすることで大きなショックを与えることなく上下左右をムラなく混ぜることができる。

STEP4 お茶をゆっくりとフロートする

  • お好みのお茶をフロートする。
    お茶は好みで良いが、おすすめは緑茶、紅茶、玄米茶等だと相性的にも良い。
    フロートする際は、液体をバースプーンに当てて、ゆっくりと静かに。
    フロートすることで上にお茶が浮き、視覚的にも楽しめるドリンクになる。
    またグラスを傾けることで少しずつ混ざり、飲むたびに印象の違う変化を楽しめる。

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