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No.9

RECIPE

  • サウザ40ml
  • レモンジュース15ml
  • シロップ(1:1=水:砂糖)5ml
  • SODA40ml

テキーラカクテルの代名詞、マルガリータをお家で気軽に楽しめるロングスタイルにアレンジ。
マルガリータは日本では、かつてのバーテンダーが狩猟中の流れ弾に当たって亡くなった恋人の名前を冠したという逸話が有名。
本当のところはわからない部分が多くても、かつてに想いを馳せてリラックスしてみては。

BASE SPIRITS

テキーラ サウザ ブルー

「サウザ」は、1873年にメキシコ・ハリスコ州テキーラ村で生まれた長い歴史を誇るテキーラブランド。
「テキーラ・サウザ・ブルー」は、副原料を一切使用せず、ブルーアガベ100%を原料とするテキーラです。フレッシュなアガベ由来のフローラルな香味や柑橘系の豊かな味わいなど、バランスのとれた味わいが特長です。「マルガリータ」などテキーラカクテルのベースとしてはもちろんのこと、フレッシュながらもしっかりとした味わいはストレートでもお楽しみいただけます。

TIPSバーテンダーの知恵

スパイシーかつシトリックな香りを併せ持つブルーアガベ100%のプレミアムテキーラ。

サウザは他の多くのメーカーとは違い自社農園を持っており、原料の栽培の段階からこだわりを持っている。
クラフト思考を今でも持ち続けているこのサウザは、繊細なカクテルにも馴染み、個性を光らせてくれるおすすめのテキーラです。

STEP1 スノースタイルにする

  • タンブラーの縁を、カットライムの果肉で湿らせ、そこに塩をつける。
    塩をつけすぎると、口に触れたときに塩味を感じすぎてしまう可能性があるので、気を付ける。
    これ技法はスノースタイルと言い、バーテンダーの現場でよく使われる。
    グラスの縁の半周に塩をつけると、塩をキツく感じた際飲み口を変えて塩を避けられるので、お勧め。
    塩は岩塩でも海塩でも好みで問題ないが、細かすぎると、舌に触れる表面積が増え、塩味から辛く感じてしまう場合があるので、
    個人的には、少し粗めの塩を使うことが多い。

STEP2 グラスを冷やす

  • 氷をタンブラーグラスに入れる
  • バースプーンでステアする。
    この時、次に入れる液体のストレスにならないよう、グラスを冷やし氷の温度に近づけてあげるイメージ。
    また、氷の溶けやすい角の部分を先に溶かしておくことで、のちの工程での加水を抑えることができる。
  • グラスを冷やすときに溶けた氷の水を、しっかりとグラスから切ってあげる。
    慣れてきたらバースプーンで氷を抑えながらで良いが、難しい場合はトング等で抑えたほうがベター。
    STEP2の動作を行う際、今回はグラスの縁に塩がついているので、それには氷やバースプーン、溶けた氷の水等が触れないように気を付ける。

STEP3 材料を合わせ、シェイクする

  • シェイカーのボディを開け、
    中にソーダ以外の材料を全て計量して注ぎ入れる。
    ソーダは絶対にシェイクしない。
    炭酸が抜けるだけでなく、ガスでシェイカーが外れ、中身が吹っ飛ぶ場合があるので、注意する。
    塩は、ある程度なら溶けるが、細かい塩を使った方が液体に馴染みやすい。
  • バースプーンでシェイカーの中の液体を馴染ませ味見で味を微調整する。
    この時、基本的には酸味と甘味は対極にあるので、シェイカーの中身が酸っぱすぎると感じたらシュガーを加え、
    甘すぎたら逆をすると、味が釣り合いやすい。
  • シェイカーに氷を入れてシェイクする。
    氷は基本的にシェイカーのボディ部分の9分目くらいを目安に入れると良い。
    氷の大きさは、バーテンダーによって好みが分かれれるが、
    個人的には、一般的な製氷機の氷くらいの大きさか、それより少し小さめな氷が使いやすい。
    シェイカーの中で動きを捉えやすく、うまく空気を取り入れながら回しやすいからだ。
    シェイクを止めるタイミングは経験があればシェイク中に伝わってくる中の加水の状態等からも判断できるが、
    最初のうちは、触るのが辛くなるくらいまでシェイカーが冷え、
    シェイカーに指が張り付く感覚が伝わるまでで問題ない。
    慣れてきたら、カクテルによって適正な瞬間にシェイクを止められるようになる。
  • シェイカーのトップを外し、タンブラーに液体を注ぎ入れる。
    この時、人差し指で、シェイカーの真ん中の「ストレーナー」のパーツを押さえることを忘れない。
    パーツが分解してしまうとグラスの外まで液体が溢れてしまう。

STEP4 ソーダを合わせる

  • ソーダを注ぐ。
    この際、グラスに当てないように心がける。氷に当たり過ぎると、そのショックで炭酸が抜けてしまい、清涼感が失われてしまう。
    静かに注ぐのが良いが、ゆっくり過ぎると、液体と混ざりにくい。
    ある程度は注ぐ勢いで混ぜるイメージを持つと、一体感が生まれやすい。
  • バースプーンで軽く混ぜる。
    ある程度はソーダを注いだときの勢いと、含んでいる炭酸で混ざっているので、軽くで問題ない。
    その方がソーダの炭酸が抜けず、清涼感が出る。
    おすすめは一度バースプーンで氷をうまく持ち上げるように浮かせ、それをまた落とし、その時に1~2回転だけバースプーンを回す。
    そうすることで大きなショックを与えることなく上下左右をムラなく混ぜることができる。

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